中学生向け学校案内

軽米高校の新入生向けの情報を紹介します。

(1) 学校の基本情報

創立      昭和23年 4月 1日
開校記念日   5月 2日
所在地     〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町大字軽米 9-34-1
電話番号    0195-46-2751(事務室)
        0195-46-2320(職員室)
FAX番号   0195-46-3917(事務室)
        0195-46-3928(職員室)
ホームページ  http://www2.iwate-ed.jp/kar-h/index.html

交通機関   JRバス軽米新町下車徒歩 10 分
校長名    金濱 千明 (令和2年4月1日着任)


学校までの経路概略図

現在の生徒数  1年 1組 19名  2組 19名
        2年 1組 23名  2組 24名
        3年 1組 26名  2組 18名  全校129名    

(2) 特色ある教育活動

〇 進路にあったコース選択

 クラス編成については、平成29年度入学生から、1学年次は均質の学級編成としています。2年進級時から進路希望によるコース制(Aコース・Bコース)の学級編成となります。

Aコース
 就職および医療系以外の専門学校を志望している生徒のためのコースです。普通教科の他に、職業に関する必修科目・選択科目(ビジネス基礎、簿記、情報処理、フードデザイン、保育基礎等)を履修します。また、管内の企業でのインターンシップや職場見学会・就職講演会等を実施して、キャリア学習を重ねています。

Bコース
 国公立・私立4年制大学と短期大学および医療系専門学校への進学を希望している生徒のためのコースで普通教科の履修が中心です。文系・理系どちらの進路を希望していても、徹底した個人指導によりきめ細かく対応しています。また、公務員志望者もこのコースで学習します。


〇 多様な進路への対応

 多様な進路希望に対応した、インターンシップや課外等を実施しています。また、進路意識を高めるために、1年生は進路見学ツアーを実施し、大学や民間企業でお話を聞く機会が設けられています。

進路見学ツアー
令和3年度 進路見学ツアー

 昨年度は、国公立大学6名をはじめ卒業生の約7割が進学しました。また、約3割公務員や、さまざまな業種の民間企業などへ就職しました。詳しい内容は以下のリンクからご覧ください。
令和3年度 進学就職状況


〇 軽米中学校との交流

 地域連携型中高一貫校として、軽米中学校と授業、部活動・行事などで交流しています。

令和4年度 中高生徒会挨拶運動


〇 軽米高校の魅力化活動

 本校では、総合的な探究の時間に地域探究「カルマイResearch=Cultivate our mind」に取り組んでいます。

 昨年度は「高校の魅力化促進事業」等の中で、町長講話(1年)、町内メガソーラー及び風力発電施設の見学(1年)、軽米町内のフィールドワーク(1年)、岩手県農業研究センター県北農業研究所のスマート農業見学(2年)、建設中の「交流駅」活用に関する軽米町とのワークショップ実施(2年)により、軽米町への理解を深め、活性化に向けて課題の解決やアイディアを考える機会としました。

エネルギー教室
令和3年度 エネルギー教室 (ミレットパークソーラー館) 

 これらの学習を基に、「自然」「環境」「産業」「教育」「食文化・特産品」「クリーンエネルギー」等のグループに分かれて、探究を深めています。令和3年度より地域おこし協力隊の方々にアドバイザイーをお願いしたことで、より具体的な活動になっています。
 
 これまでの成果として、令和2年度卒業生の考案で町特産のさるなしを使った「さるなしどら焼き」の試作品が完成しました。特産の雑穀を用いた給食メニューが採用されたり、高校生がSNSで町の魅力を発信する動画も町の監修を受けて実現しています。また、令和3年度卒業生が考案した新キャラクター「ぱねまる」が実現に向け町担当者と打ち合わせ中です。昨年は、町のイベントスタッフTシャツのデザインを高校生が担当するなど、高校生のアイディアや意見に耳を傾けていただき、想いが形になり始めています。
 このような活動をとおして、地域の課題解決と発展に主体的に取り組むための資質や能力を育む機会になっています。

総探発表文化祭人
令和3年度 2学年文化祭での「地域探究」成果発表

軽米高校の魅力化パンフレット

〇 検定取得への取り組み

 簿記検定・ビジネス文書実務検定・情報処理検定・食物調理技術検定・漢字検定・英語検定・数学検定など、資格取得に向けた取り組みを実施しています。英語検定・漢字検定・数学検定の受験料については、軽米町から補助があります。

(3) 学校長挨拶

 軽米高校は、昭和23年4月に創立され、74年の歴史と伝統を刻んできました。同窓生 はこれまで8,755名にのぼり、県内外で大いに活躍されております。 清流・雪谷川、霊峰・折爪岳などの豊かな自然に囲まれ、生徒と教職員が校是「風雪ニ耐 ヘ大イナル未来ヲ拓カン」の気概を胸に、校訓「明るく 強く 逞しく」の実践に日々邁進 し、高い志と品位をもって、生徒が人生を豊かに生きるための土台づくりする学校です。 生徒諸君は、軽米高校の良き校風をしっかりと継承し、学習と部活動・学校行事に励み、 自分磨きに余念がありません。真に「躍進軽米」を体現しております。 また、本校はパートナーである軽米町立軽米中学校とともに地域連携型中高一貫教育を 行う「地域の学校」として、軽米の次代を担う人材育成の期待を背負っており、軽米町から の多大なご支援や軽米中学校からの活発な連携協力、そして地域の皆さまからのたくさん の励ましをいただいております。これまで同様、「地域に支えられ、地域とともに、地域に 応える」信頼される学校を目指して教職員一同力を合わせて努めてまいりますので、今後と も変わらぬご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


(4) 諸経費

 1年生で必要になる諸経費は以下のようになります。
 (参考:令和4年度入学生の必要経費)
1 入学料                  5,650円
2 授業料                  9,900円
3 教科書(芸術科目・辞書を除く)     10,176円
4 制服  男子             約46,000円
      女子             約60,000円
5 運動着                 17,150円
6 上履き                  3,300円
7 諸会費 PTA会費            4,500円
      教育振興会費          43,700円
      生徒会費             4,300円
      同窓会費             2,500円
      諸会費合計(年10回分割納入) 55,000円
8 学年徴収金(複数回で分割納入)     76,000円


(5) 軽米町からの支援


 軽米高校では軽米町から教育活動充実を図るため様々な支援をいただいています。

 以下は、令和4年度の支援の一部です。

〇 栄養管理の支援と保護者の負担軽減のため、平成23年度から、副食給食の提供(1食あたり180円、うち90円助成)を行っています。

〇 英語検定、漢字検定、数学検定、GTEC等の受験料について補助をしています。(各検定1人年1回)

〇 路線バス通学者に対して、バス運賃を月2万円を上限として補助しています。

〇 青森県南方面からの通学者に対し、往復の通学用タクシーの手配を行っています(旧南部町は往路は南部バス利用)。また、九戸村と洋野町大野方面からの通学者に対し、通学用のタクシーの手配を行っています。

〇 路線バスのない地域(町外)からの通学者の負担軽減を図るため、通学費助成として、月2万円を助成しています。

〇 町外から入学し下宿する生徒に対して、下宿費用月3万円(親戚宅の場合月1.5万円)を上限に助成しています。

〇 アイスホッケー競技者への競技活動支援を行っています。

〇 中高生海外派遣事業に参加する生徒への旅費の助成を行っています。


(6) その他


入試情報については、下記のリンクからご覧ください。

岩手県立高校入試HP


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