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53.何を食べて、どう動くか。

令和6年10月3日(木)

 近年、世帯構成の変化や流通技術の進歩、中食市場の拡大とともに、食に関する価値観や暮らしのあり方も多様化し、地場産物を活かした郷土食、その作り方や食べ方、食事の際の作法など、伝統的な食文化の継承についても危惧される状況にあります。
 軽米町では「かるまい食育推進計画(第2次)」の基本目標”かしこく
食べて「丈夫に育ち・元気に働き・健やかに」~生涯にわたり健康で豊かな心をはぐくむ食育活動~“の実現に向け「地域の活力を生む食育の推進」
を掲げ、関係機関との連携・共同により軽米町全体で食育を推進しています。
 今年度は、軽米町食生活改善推進委員と本校が連携し、生徒への郷土料理伝承により、さらなる食育の推進を目指すことを目的としています。

 対象は、1年生34名で、事前学習として、本校視聴覚室において、軽米町の地場産物や郷土料理についての講話を、軽米町健康福祉課健康づくり担当で栄養士の古里京子様をお招きし実施しました。

 軽米町(二戸地域)の郷土食クイズ ○か×で答えてください。
第1問 「ひっつみ」と「すいとん」は全く別物である。
第2問 「へっちょこだんご」は別名「うきうきだんご」とも言う。
第3問 江戸時代、手打ちそばは贅沢品だった。
第4問 軽米町は山と川に恵まれている地域であるため、昔から稲作が盛ん  であり、東北の中では米どころであった。

(答えは第1問× 第2問○ 第3問○ 第4問×)

 講演の最後に、
 「何を食べて、どう動くか。
 これで皆さんの未来(10年 50年 100年先)
 が変わって来ます。」
 とまとめましたが、とても大切なことだと思います。