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令和5年度エネルギー教室

令和5年7月13日(木)、原子力・エネルギーに関する教育支援事業の一環として、エネルギー教室を実施しました。
軽米町再生可能エネルギー推進室から全面協力をいただき、軽米町内2カ所の施設を見学してきました。


軽米風力発電所

晴山地区にある風力発電所を見学してきました。

風車を見上げる生徒たち

くろしお風力発電株式会社による施設で、全高131m、ブレード径92mのとても大きな風車でした。
生徒たちも驚くように見上げていました。

バイオマス発電所

晴山地区にあるバイオマス発電所を見学してきました。

バイオマス発電所内で説明を聞く生徒たち

株式会社十文字チキンカンパニーによる施設で、鶏を飼育する過程で生じる「鶏糞」を燃料として利用する火力発電所です。軽米町をはじめ岩手県北地域には養鶏場が多くあり、そこで生じる『鶏糞』を『資源』として最大限に活用して電気エネルギーを生み出し、環境保全および資源循環社会推進の取り組みを行っているそうです。

鶏糞をクレーンで釣り上げる瞬間を見学

焼却後の鶏糞灰はリン酸とカリウムを多く含んでいるため、肥料原料として活用されるそうです。これもまた資源循環の一役を担います。

さらさらになった鶏糞の灰を触る生徒たち

生徒たちは、「風力発電やバイオマス発電を通して町をよりよくしていって欲しい」「存在は知っていたけど、詳しく話を聞けて良かった」「軽米町民や地球環境のために頑張ってくれている人がいることを知れてよかった」など感想を述べており、再生可能エネルギー事業について理解を深めることができました。また、環境問題と社会経済システムの在り方や生活様式との関りについて考える機会となりました。


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